奨学金はクレジットカードの審査に影響する?延滞との関係

審査・申込

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奨学金を受けていること自体は、クレジットカードの審査で不利になりません。年収に書く必要もありません。

ただし、奨学金の返済を延滞している場合は話が別です。ここは正確に理解しておく必要があります。

結論:受給は問題なし。延滞は影響する

状況 審査への影響
奨学金を受給している 影響しない(そもそも年収に書かない)
返済中で、遅れなく支払っている 影響しない。むしろ支払い実績になる
返済を延滞している/したことがある 影響する可能性がある
保証人になっている 状況による

なぜ受給は影響しないのか

奨学金は、労働の対価として得た収入ではありません。貸与または給付であり、年収には含めません。

そして学生向けカードは、本人に収入がないことを前提に設計されています。扶養者(親)の支払い能力を前提に与信が組まれているため、奨学金の有無で審査結果が変わる仕組みにはなっていません。

申込フォームでは、次のように書きます。

  • 職業欄:学生
  • 年収:アルバイト収入のみ(なければ0円)
  • 奨学金:書かない
  • 仕送り:書かない

→ 詳しくは収入なしでの申し込み方

「奨学金をもらっているから通らないのでは」という心配は不要です。

なぜ延滞は影響するのか

貸与型の奨学金は借入です。返済の状況は、信用情報として記録される場合があります。

クレジットカードの審査では、信用情報機関に照会が行われます。そこに延滞の記録があれば、「支払いの約束を守らなかった記録がある人」として扱われます。

これは奨学金に限りません。次のものも同じ扱いです。

  • スマートフォン端末の分割払いの滞納(クレジット契約です)
  • 家賃の口座振替の残高不足の放置
  • 他のカードやローンの延滞

カード会社が学生に対して見ているのは、収入の額ではなく約束を守る人かどうかです。→ 審査の仕組み

延滞の心当たりがある場合にすること

1. まず延滞を解消する

現在延滞している状態なら、そのまま申し込んでも通りません。返済を正常な状態に戻すことが先です。奨学金の窓口に相談すれば、返済猶予や減額返還といった制度を案内してもらえる場合があります。

2. 自分の信用情報を確認する

信用情報機関には、本人が開示請求できます。 心当たりがあるなら、推測で悩むより実際に確認するほうが早いです。

何が、いつ記録されているかが分かれば、いつ申し込むべきかも判断できます。

3. 記録が消えるまで待つ

延滞の記録は一定期間で消えます。その間は申し込みを控えるのが確実です。落ちてから待つより、待ってから申し込むほうが結果的に早く済みます。

4. その間はデビットカードを使う

口座残高の範囲で使えるカードです。多くの銀行で15歳以上から作れ、審査は原則不要です。ネット決済やサブスクの支払いにも使えます。

卒業後を見据えて知っておくべきこと

奨学金の返済は、卒業後に始まります。ここでクレジットカードとの関係が現実的な問題になります。

  • 返済が始まる時期に、カードの支払いも重なる
  • どちらかの延滞が、もう一方の審査に影響する
  • 学生時代からの支払い実績は、そのまま社会人の信用情報として引き継がれる

だからこそ、在学中は限度額を上げず、支払える範囲でだけ使うことが重要になります。→ 限度額の実際/クレヒスを育てる意味

学生時代の数千円の延滞が、就職後の住宅ローンや自動車ローンの審査に影響することがあります。奨学金の返済を抱えているなら、なおさら慎重に運用してください。

よくある質問

Q. 奨学金は年収に書きますか?

A. 書きません。労働の対価ではないためです。

Q. 奨学金を受けていると審査に落ちますか?

A. 受給そのものは落ちる理由になりません。

Q. 返済中でも作れますか?

A. 遅れなく返済していれば問題ありません。

Q. 過去に延滞しました。いつ申し込めますか?

A. 記録が残る期間は一定です。信用情報の開示請求で確認するのが確実です。

Q. 親が保証人になっている場合は?

A. 本人の返済状況が問題になります。延滞していなければ通常は影響しません。

Q. 落ちてしまいました。

A. すぐ別のカードに申し込まないでください。→ 審査の仕組みと落ちたときの対処

本記事は一般的な仕組みの解説であり、個別の審査結果を保証するものではありません。奨学金の返済に関する制度や手続きは、日本学生支援機構等の各実施機関の公式情報をご確認ください。

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